pinoemon’s blog

葬儀業界の偏見を払拭したい

葬儀業界で思うこと 其の2

送り方で費用は変わる 〜その種類〜

 

皆さん、こんにちは😃

ピノえもんです

f:id:pinoemon:20190925115522j:image伸びするピノ

 

前回に引き続き今回は費用面のお話しを

していきますね。

 

葬儀費用が高いとよく言われますが、

葬儀費用には大きく分けて3つの内訳が

存在します。

 

①固定費

接待費変動費

③司式者への謝礼〈お寺だと御布施〉

 

この3つは宗教儀礼として行い、

弔問、会葬で香典などを受け取る

場合です。

 

おそらく、今大半の方々が行いたいと

思っている【家族葬】は、この②を

無くすということを考えて行うことだ

と言えると思います。

 

ここで1つ確認です

②は何のために用意をしてたのですか?

 

そう、大半は香典や供花など

【ご厚志】に対してのお礼ですよね?

よく全国的にはいただいた金額の

半分、半返しなんて言われてます。

 

少しでも葬儀費用の負担が軽減できればと

借り物ではありますが、まとまった費用が

かかる時に、非常にありがたいものでした。

 

しかし、人が来る煩わしさ、

気を遣う面倒さ、人数把握の難しさから

遠ざけてしまったのが、大半の方々の

考え方ではないでしょうか?

 

なので、費用面だけが先に立ち、安く

済むかのように進みますが、実際の

持ち出し金額はそんなに変わらない、

下手をすれば、高くついてしまう?!

なんてことも少なくありません。

 

香典などがあることが、持ち出し金額の

負担を減らしてくれてたことを、改めて

感じてしまいます。

f:id:pinoemon:20190926162315j:image

えっ?安くならない?

固定費を下げればいいじゃない!

 

そんな声が聞こえてきますが、

確かに安くするなら、固定費を抑える

ことになりますが、なかなかそうは

いかないと、私は感じています。

 

固定費は祭壇や棺、骨壷、会場費、

演出費などですが、

実際にその時になると、選べるものが

ある場合、頑張ってきた

故人様に対して家族の想いがあり、

いいものを選びたくなる気持ちが

あるのです。

 

生前いくら質素にと言われていても、

何かしてあげたい、ましてや

人が来なくて寂しいからと

やはり上質なものへとシフトしていると

思います。

 

もちろん売り手である

私たちも努力しますからね。

でも、価値を感じてもらい、ご自分達の

納得のいく送り方をしてもらう提案です。

 

それでも安価にというのであれば、

①の固定費だけにする。

そして宗教儀式や告別式もせず、火葬だけを

考えた火葬式、出棺のみとして、祭壇も

飾らないカタチを選択することになると

思います。

ただ、宗教家の方とのお付き合い、

またはお寺にお墓があるなどの場合は、

勝手に火葬に進めるわけにはいきません。

そこは、しっかりと筋を通して、

お話し合いが先となるでしょう。

 

たまにそこを無視して進めてしまっている

葬儀社なのか、その個人がいるようで、

がっかりします。

 

たまにお客様が自分の家のルーツを

知らないという場合もありますが、

深掘りせずに進めるところは、私は

逆に親切ではないと感じます。

f:id:pinoemon:20190926161642j:image

さぁ、最後にまとめますが、

やり方の種類は

 

備品だけを用意する火葬式

 

家族葬はやり方次第だが全てが持ち出し

 

普通に制限なく今までの葬儀でも

やり方次第では、1番安価に済むことが

あることを知っといてください。

 

もし、みなさんならどう送ってほしい

ですか? また、どうやって送ってあげたい

ですか?

やはり元気なうちに考えておきたいですよね?

 

次回は今回にも出た、宗教。

日本の葬儀は仏教が多いので、

その話をしていきます。

お寺がないと心配してる人いたら

読んでください🤗

ありがとうございました。

 

にほんブログ村 その他生活ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他生活ブログ 葬儀・法事(個人)へ
にほんブログ村