葬儀業界で思うこと 其の2
送り方で費用は変わる 〜その種類〜
皆さん、こんにちは😃
ピノえもんです
伸びするピノ
前回に引き続き今回は費用面のお話しを
していきますね。
葬儀費用が高いとよく言われますが、
葬儀費用には大きく分けて3つの内訳が
存在します。
①固定費
③司式者への謝礼〈お寺だと御布施〉
この3つは宗教儀礼として行い、
弔問、会葬で香典などを受け取る
場合です。
おそらく、今大半の方々が行いたいと
思っている【家族葬】は、この②を
無くすということを考えて行うことだ
と言えると思います。
ここで1つ確認です
②は何のために用意をしてたのですか?
そう、大半は香典や供花など
【ご厚志】に対してのお礼ですよね?
よく全国的にはいただいた金額の
半分、半返しなんて言われてます。
少しでも葬儀費用の負担が軽減できればと
借り物ではありますが、まとまった費用が
かかる時に、非常にありがたいものでした。
しかし、人が来る煩わしさ、
気を遣う面倒さ、人数把握の難しさから
遠ざけてしまったのが、大半の方々の
考え方ではないでしょうか?
なので、費用面だけが先に立ち、安く
済むかのように進みますが、実際の
持ち出し金額はそんなに変わらない、
下手をすれば、高くついてしまう?!
なんてことも少なくありません。
香典などがあることが、持ち出し金額の
負担を減らしてくれてたことを、改めて
感じてしまいます。
えっ?安くならない?
固定費を下げればいいじゃない!
そんな声が聞こえてきますが、
確かに安くするなら、固定費を抑える
ことになりますが、なかなかそうは
いかないと、私は感じています。
固定費は祭壇や棺、骨壷、会場費、
演出費などですが、
実際にその時になると、選べるものが
ある場合、頑張ってきた
故人様に対して家族の想いがあり、
いいものを選びたくなる気持ちが
あるのです。
生前いくら質素にと言われていても、
何かしてあげたい、ましてや
人が来なくて寂しいからと
やはり上質なものへとシフトしていると
思います。
もちろん売り手である
私たちも努力しますからね。
でも、価値を感じてもらい、ご自分達の
納得のいく送り方をしてもらう提案です。
それでも安価にというのであれば、
①の固定費だけにする。
そして宗教儀式や告別式もせず、火葬だけを
考えた火葬式、出棺のみとして、祭壇も
飾らないカタチを選択することになると
思います。
ただ、宗教家の方とのお付き合い、
またはお寺にお墓があるなどの場合は、
勝手に火葬に進めるわけにはいきません。
そこは、しっかりと筋を通して、
お話し合いが先となるでしょう。
たまにそこを無視して進めてしまっている
葬儀社なのか、その個人がいるようで、
がっかりします。
たまにお客様が自分の家のルーツを
知らないという場合もありますが、
深掘りせずに進めるところは、私は
逆に親切ではないと感じます。
さぁ、最後にまとめますが、
やり方の種類は
備品だけを用意する火葬式
家族葬はやり方次第だが全てが持ち出し
普通に制限なく今までの葬儀でも
やり方次第では、1番安価に済むことが
あることを知っといてください。
もし、みなさんならどう送ってほしい
ですか? また、どうやって送ってあげたい
ですか?
やはり元気なうちに考えておきたいですよね?
次回は今回にも出た、宗教。
日本の葬儀は仏教が多いので、
その話をしていきます。
お寺がないと心配してる人いたら
読んでください🤗
ありがとうございました。